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恭子のいい(良い)加減着物術

着物あれこれ(3)

毎日の着物暮らしの中から生まれたいい加減(良い加減)着物の術をお教えいたします。

■着付け■

礼装は、歩幅狭く、しとやかに歩くので、褄をしっかり上げて、裾すぼまりに着ます。
普段は、歩幅も広いので、褄を上げ過ぎると、裾がつれて足首まで見えてしまいます。
着終わったら、一度足(股)を割ってから、歩くようにしますと、礼装のように裾すぼまりにきゅっと着ても、歩きやすくなります。
夏は暑いので、衣紋を多く抜き、衿合わせを浅めにしますと、風通しが良くなります。
冬は逆に、衣紋を少なめに、衿合わせを深くし、首筋から冷気が入るのを防ぎます。(恭)
 
 

■着物のしぐさ1■

羽織を着たときは、座る直前に、羽織裾を外に払って、お尻の下に入らないようにします。これは、お座敷で、正座のときの話。
今は椅子がほとんどですので、敷かれる部分がしわにならないよう、両衿を前へ引いてから座るようにします。
立ち上がったときは必ず、帯のたれに手をやって、たれが持ち上がっていないか点検し、直します。
以前に、皇后様も車から降りられるときに、自然に、このしぐさをされていらっしゃいました。
また、椅子の背などに寄りかかったときには、お太鼓がつぶれているので、お太鼓のなかに手を入れ、下から上になで上げ、ふくらみをつけます。(恭)
 
 

■着物のしぐさ2■

つり革につかまるときは、腕がにょきっと出ないよう、反対の手で、袖口辺りを押さえるようにします。もし、反対の手が荷物などでふさがっていたら、手をねじるようにしてから、つかまるようにすると、袖が下りにくくなります。
荷物を持つときは、手先でぶら下げるより、腕にかけるほうが着物には合います。そのときは、袖をよけて、腕にじかにかけたほうが、袖がしわになりません。
重い荷物のときは、荷物を抱えた手を、前帯の上にのせると、重さが感じなくなります。
コートや羽織を脱いだときも、長いまま腕にかけるのではなく、折りたたんでから腕に抱えます。
なるべく荷物は左手に持ち、裾のひるがえりが上まで開かないよう、上前の端を、右手で自然に押さえるようにします。
私は朝風呂に入ります。店から帰るのが夜おそいせいでもありますが、肌の汚れを取ってから着物を着たい、と思うからでもあります。
お風呂上りに化粧水をコットンにふくませて、顔を拭いた後、首周り、手首、足首など着物の当たるところをついでに拭いてから、着物を着ています。(恭)
 
 
 
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