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恭子のいい(良い)加減着物術

丁子屋流コーディネート(2)

毎日の着物暮らしの中から生まれたいい加減(良い加減)着物の術をお教えいたします。

■着物と草履の合わせ方■

正装の着物のときは、つづれなどの布製のものでしたが、最近は、エナメルの台でも使うようになりました。そんなときの色は、銀や白の台に共色の花緒がいいでしょう。
振袖のときなどは、刺繍入りの花緒もこのごろ多くなりましたが、刺繍の柄が着物の邪魔になることもあります。
何にでも合わせやすいのは、エナメルの薄い色の台に、共色か薄色の花緒のエナメル草履でしょう。
外出着は、織の着物でしたら、濃色の台にすると、きりっとした雰囲気になるでしょう。花緒は、金茶とか緑にしたり、坪(つぼ:花緒のとじてある部分)の色を変えてみたりして、楽しみましょう。
盛夏は、パナマとか植物繊維のものも足元が涼しいです。
浴衣のときは下駄ですが、歯のある下駄は、階段の多い都会では歩きにくいでしょうから、小判型の草履式のものがおすすめです。
黒い台の桐草履型下駄にすれば、一年中普段着のときに使えます。花緒も、柄物でなく無地で色遊びをしたほうが、合わせやすくしゃれているでしょう。
素足で履くことを考えたら、太花緒のほうが指が痛くなることもありません。ちなみに丁子屋オリジナルで、太花緒のエナメルもビロードもあります。(恭)

■帯と帯締めの合わせ方…格と色■

洋装でもそうですが、金銀の入ったものは、礼装のときに使います。逆に、房の無いものは普段着用です。
ネクタイと同じに、一番変化がつくものですから、お洒落の度合いがはかられる大切なポイントです。
着物を引き立たせるには、着物の色を使用します。帯を引き立たせるには、帯の反対色、もしくは同系の濃淡のものを選ぶのが、もっとも簡単な合わせ方です。
着物と帯がいまひとつ、しっくり合わないときも、着物に近い色を選ぶか、両方の仲人が出来る色を探します。(恭)
 
冠組(ゆるぎ)帯締め。色を選べば礼装用にも外出着用にも締められます。
礼装用の帯締め

■帯と帯揚げの合わせ方■

帯揚げは、帯と着物の間に入るものなので、両方に邪魔にならない色を選びます。
帯や着物と同色のものは、溶け込みすぎて面白くありません。
まず、帯の色と合うものを決め、それが着物とも合えばいいのです。(恭)
 
 

■帯締めと帯揚げの合わせ方■

帯締めと帯揚げは、全く同じ色ならいいけど、それもちょっと面白くありません。
よく振袖のセット販売の帯締めと帯揚げが、そのように取り合わせてありますが…
同色であっても、帯締めか帯揚げかでも無地でなく、一色でない柄のものにするといいと思います。(恭)
 
 
 
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